発情期と去勢手術は必要?な話

保護猫 猫のあれこれ
保護猫

今回は発情期と去勢手術のお話。

さて最近段々と暖かくなってきました。

そうなると聞こえてくるのが発情期の猫ちゃんの声!

灰色猫みゅう

聞こえる度にみゅうちゃんも落ち着かなくなりパトロールの強化・・・

とても忙しそうです!

猫の発情期

年に2回~3回ほどだと言われていますが日本では1月~8月に該当するんです。中でも春(2月~4月)夏(6月~8月)がピークとされています。猫は昼間の時間が長くなると発情する長日繁殖動物で日照時間が4時間を超えると反応して繁殖期を迎えます。ですが年間を通して12時間以上照明でも発情するので夜間問わず明るい場所では季節性がなくなります。コンビニ付近にいる猫ちゃんや繁華街付近にいる猫ちゃんはずーっと明るいので季節性がなくなっちゃいますね。みゅうを保護した年の娘の自由研究で猫について調べて、その繁殖力にみんなで驚愕しました。

メス猫の場合

メスの発情は生後5ヵ月~12ヵ月くらいでやってきます。

生後4ヵ月で最初の発情を迎えてしまい、間に合わない場合もあります。

ちなみに猫には月経がないのでもし陰部から出血があった場合は生理ではないので早めに病院の受診を!!

オス猫の場合

オス猫は生後5~6ヵ月を迎えると精巣が発達して繁殖が可能な体になり、本格的な発情期を

生後9~12ヶ月ごろに迎えます。

こんなにすぐ大人になっちゃうんです!!しかも約2か月(60日~68日)で生まれて平均5頭

(4~8頭)出産するんです。

それに加え交尾した刺激で排卵する交尾排卵なので交尾すれば確実に妊娠します

猫の繁殖絵

*環境省パンフレット「もっと飼いたい?」より

環境省のサイトはこちら

これを知らなかった為に増えすぎてしまって多頭飼育崩壊なんて話も社会問題になっていますよね。

去勢って必要?

手術と聞くと高額な金額を想像する方もいるかもしれませんが

平均的にオスだと約10000円

メスだと約15000円で手術ができます。

時間もみゅうもトラもオスなので15分ぐらいで終わりそのまま帰宅。

手術後直ぐ帰れるのに驚きました!

メスの場合うちの近くの病院は朝預けて夕方引き取りのようですが

病院によっては一泊~二泊様子を見るところもあるそうです。

自治体によっては去勢手術に助成制度が設けられているところもあるので

各自治体のホームページをチェックしてみて下さい。

保護したばかりの子猫
保護したばかりの子子猫

うちの子たちも保護猫ですが

今は妹の家の子になっている保護した時のチョコちゃんとミルクちゃん

もう一匹は友人の家に引き取られたメイちゃんです。

この子たちは外でカラスに狙われていたのを保護しました。

保護してすぐに病院に連れて行きましたが目ヤニがひどくネコ風邪をひいていて下痢状態でした。

二匹の猫
左ミルク 右チョコ

今では元気な美猫ですがあのまま外で生活していたら車に引かれたり、病気が悪化したりで

この3匹の命はなかったかもしれません。

最後に

去勢手術は猫ちゃんがかわいそうだと思われる方もいるかもしれませんが去勢することで防げる病気があり望まぬ妊娠を防ぎ、棄てられたりするかわいそうな命を救うためにも前向きに検討してみて下さい。ちなみにみゅうちゃんがお仕事頑張ってるなかトラちゃんは動じず膝の上で毛繕いしてました。

猫
毛繕い中のトラ

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