癒しの時間

癒しの時間

玄関を開けると一つ向こうの扉に影が映る

鋭く伸びあがった尻尾

それが私にとって何よりも一番のご挨拶

仕事に疲れて帰っても一気に払拭してくれる瞬間です

自分の悩みなんて嘘のように忘れ

イライラしているのさえ馬鹿らしく思えてしまう

人間らしさ、自分らしさ

そんなちっぽけな事にこだわる生き方なんて

猫と一緒にいるだけで考えさえもしなくなる

逆に言えば

考える時間さえ無駄と思えるほどに

猫の癒しというものは

自分の考えさえ変えられてしまうほど

偉大な力であると

私は思います

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